親友との心の会話
おはようございます。名古屋の探偵@高田でございます。
最近は朝の仕事中、音楽を聴いて仕事をしております。
といっても9時には消しますが。
そんな音楽を聴いていて思い出すのが2018年に亡くなった親友。
経営者同士で当初の出会いは印象が悪くどちらかというと苦手なタイプでした。
じょじょにお互いの息が合い、親友は男性で家庭持ち、わたくしのが5歳?くらいでしょうか年上で経営者の勉強会でもわたくしがリーダーをしていたのもあって、周りの雰囲気はお姉さん、お母さんみたいな位置にわたくしはいました。(多分、母性が滲み出ているのだと思います)
経営者の勉強会から退いてからも、彼は経営者の勉強会をがんばってました。
わたくしが取り組んでいた勉強会の役を後を追いかけるように。
そんな役に重役を引き受けてしまった彼は、切羽詰ってました。
周りの経営者の仲間たちがわたくしにところに駆け寄ってきて、彼に声をかけて欲しいとサポートしてほしいと言われ、聞いたよというのもなんなんで、さりげなくいつもの会話みたいに話しかけてみました。
違う話をしていたら、彼が今回の役の悩みをしだしました。
当日の重役の発表会、心配で出席しましたが彼の顔はマックスに緊張していて、こちらが胃が飛び出るくらい心配したことは今では良い思い出になりました。
なにかがあるとふと二人でメールで話し掛け合い、ある時、お腹がいたいんだというメール。
それから連絡がなくわたくしもバタバタして、あれ?連絡がないなと思い連絡したらこんなメールが。
『幸枝さんに言いづらくて悩んでた。』
これの病状を聞いたときは、絶句しました。
でもわたくしは彼から逃げたらいけないと思い、一生懸命、笑ってもらえることをしました。
心では大泣きして、彼のメールではお姉さんぶって、でも会ったらばれてしまうからと会うことを断ってしまってました。
会うと泣いてしまうので、体にいい水、お守りを早朝に玄関先に置いて、わたしは忙しいからと言わんばかりに。
小さな子供さんがいたので、少しでも楽しんでもらおうとおもしろマスクを差し入れしたり。
入院をしていた彼からの夜のメールは、奥さんや家族には言えないさみしさでした。
それは妻や子供、親に申し訳ない。こんな事を言ったら家族が心配するからいえないこと。
彼のはけ口になろうとわたくしは寄り添いました。
最後の入院、奥さんから夫に会ってほしいとの連絡があって意を決して会いに行きました。
病室に行く前にトイレにいって気合を入れて。
4回くらい会いに行きましたが最後はお話ができなかったくらいしんどそうでしたが、わたくしが背中をさすっていた最後に
彼がわたくしの手を握り、三回ほどギュギュと握りました。
その当日、彼は息をひきとりました。
車の中でその報告を聞き、どこかで覚悟をしていたことですが呆然としたとき、心の中から『幸枝さん、ありがとう~。幸枝さん、ありがとう~』
その声が聞こえた瞬間、大泣きしてしまいました。
わたくしは妻でも彼女でもなかった彼との関係でしたが、二人だけの空気間はわたしたち二人の独特な関係だったと思います。
あれから3年、今でも忘れてないよ。
心からありがとう
今でも大好きだよ、もんちゃん。
この記事を書いた著者
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高田幸枝 takada yukie (1972年生 名古屋市出身)
株式会社LASコーポレーションの代表取締役
愛知県公安委員会 探偵業届出証明番号 第54170074号
21歳の時より現在に至り探偵一筋
ただ探偵として調査を提供するだけでなく、浮気調査や離婚問題、家出・人探しでは、調査のみで終わることはなく解決までサポートにこだわる探偵として活動、解決に向けて取り組み多数の実績から全国からの高田の指名でお客様が相談に駆けつけてきます。
探偵ブログに関しては、探偵として人として女性として日々の思いを書いている。
企業理念「心笑の実現」
お客様、スタッフ、スタッフの家族、当探偵社に関わるすべての人たちの心が笑う実現に向けて活動します。
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