わたくしは、探偵業として長年活動しております。
当初は調査員、現在では経営者の立場でお客さまと向き合っておりますが、わたくしは当初の調査員時代からずっと「信頼できる探偵・興信所」にこだわっておりました。
多数のお客様達との出会いがあり、その方々みなさん、本当に悩み・問題から抜け出したい、わらにもすがる思いで駆け込んでこられます。
もっと探偵としてなんとかしたい!なかなか当初は形にできませんでした。
各お客さま達の相談に向き合い本当の悩みに向き合って行く中、そして他の探偵社で不満足であったと駆け込んできたお客さま達を数多く見てきて、調査だけこなしていたことに違和感を覚えていた頃、お客様の言葉で『私は調査をお願いしても問題解決しないと終わらないの』その言葉を聴いたとき、わたくしは意を決しました。
お客さま達のトラブル解決に協力とかお役立ちになりたいだけでなく、本気に問題解決に徹底的にこだわろう!
それから中途半端な考えは捨てました。
目先の調査提案を思いっきりやめました。
一部例外はありますが、1・2日間のみ、ひとつの調査提案でお客さま自身が果たして解決できる調査提案なのだろうか。お客さまはそれで解決への方向にひとりで執り行えるのかどうか。
それは、あまりにも無責任ではないだろうかと強く思いました。
同時にわたくし自身の性格にはそれは適さないと思いました。
「解決にこだわる探偵になる」
それから、調査能力の説明であるとか当社の信用性を充分にお話することを重点におくのではなく、調査提案ではなく、お客さま自身の悩み・問題に向き合うこと、いやそれだけではなく解決すること。
それはお客さま自身が勇気という武器を持てるよう心がけております。
お客さま方の変化はわたくしの一番の喜びとなりました。
ご相談に見え、見る見る表情が安定し、花がひとつまたひとつ咲き出す笑顔・・・涙が笑顔という芽がではじめる瞬間です。
わたくしは、お客さまたちのこの笑顔を見たときに、わたくしが求めている探偵業はこれだと確信しました。
わたくしは
「いざという時、こういう探偵さんが欲しかった」
「ここまでしてくれる探偵がいる」
「この人なら解決してくれる」
そういうお客様達を裏切ることなく、これからも事例を重ね今以上にわたくし自身も日々勉強し成長しつづける探偵士でありたいと思い続けております。
代表取締役 高田幸枝